意外と知られているようで知らない方も多い「払戻しの仕組み」について、かなりざっくりですが整理してみました。
わたしたちが日々一喜一憂している車券ですが、その配当は車券の売上げから払い戻されます。しかし、売上げの全てが払い戻されるかというとそうではありません。慈善事業ではないので、運営に必要な資金などをお客様から頂戴しているわけです。
オイラσ(•_•*)は個人的にはこれを「参加料」とみなしていますが、それを「
テラ銭」といいます。
「
テラ銭」…賭け事において、主催者が手数料等としてすべての売上げ(賭け金)の中から一定のルールに基づいて徴収するお金の俗称。(競輪では25%がテラ銭とされているが、法改正によって変わる可能性もある。)
余談ですが、テラ銭って「寺銭」って書かれることもあるわけですが、これは実際に江戸時代の賭博がお寺で行われており、その場所代として徴収していたことに由来するそうです。
話を戻して、例えば1000円購入すれば、自動的に250円はテラ銭として持っていかれるわけですから、残る750円が的中者の争奪戦に回るっていうわけです。
そして、すべての売上げに対してテラ銭を引いた払い戻し可能額を、それぞれのフォーカスの支持率を加味して算出されたものが
オッズです。ですから支持率が高ければガチガチの低配当になるわけですし、支持率が低ければ高配当になるっていうわけです。
よく、「テラ銭があるからギャンブルは勝てない」と言われますが本当でしょうか。テラ銭がなくたって的中券を買ってなければ負け組みですが、テラ銭が仮に75%であろうが、的中券を持っていれば、ガミらない限り勝ち組になれるわけです。他のギャンブルに比べて、ケイリン、競馬、ボートレース、オートレースは自分で買い目を決めて購入できるわけですから、自分の力で勝ち組に回ることは可能だと思っています。(そうなれないから面白いのかもしれませんがw)
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